芯の出し入れは、まるでライフルのようにボルトを操作する、ボルトアクション式で行います。

ミリタリーと言えばタフ。そんなタフボディを構成するのはガラス繊維強化ポリマーです。

この素材は金属よりも強度が強いのに、軽量化ができるという特徴があります。そのため、防弾装甲や、船舶、航空機など耐久性が求められる物でよく使用される素材です。

金属製のタクティカルペンは40g前後の重さのものが多いですが、このペンは25gと金属製ペンより軽いのに、衝撃に耐える硬さを持ち合わせています。

一見変わった見た目は魚雷にインスパイアされたゴツくてかっこいい仕上がりになっています。一般的なボールペンの少し厚めに作られているので、頑丈な印象が見た目にも伝わってきます。

芯はペンから飛び出す小さな取手部（ボルト）を操作して出し入れする、ボルトアクション構造になっています。もちろん操作は簡単。

ボルトを回すように動かすだけ。動かしやすいよう、こちらも人間工学に基づいて作られているので、腕に負担なく操作できます。

拘ったのは見た目だけではありません。一般的な11mmのペンより厚みがあるのは特殊な素材のせいではありません。

人間工学に基づく、握りやすい厚みを元に設計されたからになります。また、グリップの位置も紙からの距離の20mmに作られており、書きやすい距離になっています。

タフなだけでなく、本来の使い方も快適に使えるように作られています。

地震、事故などで、自動車などに閉じ込められた人がいるような時にも、このペンの出番です。

金属よりもタフな素材だからガラスを壊すようなレスキューツールとしても使えます。慌てる場面でも、取り出しやすいようキャップに溝が入っているので、焦りで手汗をかいていても掴みやすくなっています。取り出したら、ペンを拳を握るようにして使うだけです。

そういう用途も想定し、キャップのてっぺんは親指が起きやすいように、丸く縁取られています。

拳を握るように持つことで、力強く、障害物に衝撃を与えます。

ペンの色は「ミリタリーグリーン」と「レッド」の２種類になります。

ミリタリーグリーン

レッド